二子玉川の喫茶店で左右社社長と打ち合わせをした。
1時間ほどで終わり、さてこれからどうしようか?
陽は麗らかで時間はたっぷりある。
蔦屋に入った。
本に限らず新しいライフスタイルを提案する刺激的な空間となっている。
・・・とは聞いていた。
実は・・・と小声で言わせていただくと、
「二子玉川」という街も、「蔦屋」も、時代遅れ気味の私にとっては落ち着かない感がある。
気後れしながらもグルッと店内をみてまわると、新刊コーナーの一冊が目に留まった。
『作家とおしゃれ』平凡社刊行。
四六判、ソフトカバー、256頁。2200円。
パラパラと頁をめくった。大きな文字で読み易そう。
それに気安いオシャレ感もある。
時代を超えた46人の作家のアンソロジー。
目次をみると「柳田國男」「佐多稲子」「村上春樹」「田中冬二」「宇野千代」・・・と続く。
もう堪らない! すぐ購入した。
自分もいつかこんな本を企画して世にだしたいな。