映画をかなり観てきたが、そのせいか最近は作品の出来に注文を付けたくなる。
物語、構成、着地点の付け方、俳優の演技力など、全てがいい映画はそうない、と思う。
観る人の好みもあるから評価は難しいが。
このところ観たドラマ(WOWOW)で唸った作品がある。
「2020年 五月の恋」。
吉田羊×大泉洋の二人芝居。岡田惠和脚本で、4話×各15分。
元夫婦の二人が間違い電話をきっかけに数年ぶりに話すことに。
そこから展開し、もしかするとこれから二人は〜と予感させるところでドラマは終わる。
脚本も見事だが、二人の円熟した演技が光っていた。
あっ、生きるっていいな、と思わせてくれた。