夏休みの前くらいから著者、出版社と連絡がとりづらくなった。
まぁ一年に一度の夏休みだし・・・と言いながらも、成長過程にあるカンナ社としては一抹の不安がないでもない。
気を取り直して、この間映画をたらふく堪能した。
とくに良かった映画は、
・菊花の香り(韓国)
・ビューティフルデイズ(韓国)
・ラブストーリー(韓国)
・別れる決心(韓国)
・クローザー(アメリカ)
・サンザシの樹の下で(中国)
・夏春風(中国)
・ザリガニの鳴くところ(アメリカ)
・高野豆腐店の春(日本)
・活きる(中国) など
もっとあるが、このへんでやめておこう。
中でも「活きる」は格別だった。
チャン・イーモー監督、コン・リー、グォ・ヨウ主演。1994年制作。カンヌ映画祭でグランプリを受賞している。
29年経ってこの作品に巡りあえたのはAmazonプライムのおかげである。感謝!
1940年代から60年代、文化大革命へと激動する中国のある家族を描いている。
裕福な家の主人が博打に明け暮れ無一文になる〜〜から物語は始まる。
過酷な運命に翻弄されながらも、それを受け止めあまり悲壮感が感じられない。
その時代の庶民の暮らしぶりがみえて楽しめた。時々くすんと笑ってしまうユーモアも。
監督の描き方だろうか?
まさに「生きる」ではなく「活きる」だった。
夏休みでゆるくなっていた身体がシャキッとした。