Y先生からメールを頂戴した。教え子の本をだしてくれる出版社をさがしているという。その後、幾度か先生とのメール、電話、教え子さんとのやりとりがあり、カンナ社コーディネート、春風社出版ということで話がまとまった。
春風社時代、Y先生にはたいへんお世話になった。先生は国立大学の学長、私立の◯◯女子大学学長を歴任された方で、私のような浅学の人間を相手していただくのにもったいない方だ。
あるとき私は、◯◯女子大学に営業に行った際、守衛さんのあまりのガードの硬さに憤慨し、「もうイイです!」とプンプンしながら帰ってきた、…とY先生に申し上げたところ、大笑いし、「こんど学長室にいらっしゃい」と言ってくださった。
先生のおおらかさがなつかしい。