今回は2泊3日の滋賀、名古屋の出張の旅。
2日目、名古屋市内のD大学へ。福祉学部の先生と初めてお会いする約束だ。
最寄りのバス停で下車。
時間がかなりあったので昼を食べる処を探した。が、どこまで歩いても見つからない。
通りを変えてみた。
キョロキョロしていたらご近所のオバチャンらしき人が、なに?という感じで私をみている。
「このへんに食べる処ありますか?」
「あるわよ。こっちへ行ったら」
「すぐあります?」
「すぐよ。私も今そこで食べてきたの」
「右ですか?左?」
「右よ」
「ありがとうございます!」
右側に歩き出した。ところが、しばらく歩いても食べ物屋はない。
こんなに歩いてもないとは、右でなく左かも。
交差点で反対側に移ったら、1軒、台湾家庭料理の店があった。
台湾人の夫婦と息子がやっている庶民的な店だ。
出張中は野菜不足になるので、カウンター席で青菜の定食を注文した。880円。
ご近所に愛されているらしい。繁盛していた。
しばらくすると微かに歌が聞こえてきた。調理場で主人が歌っているのだった。
「ありがとうございました!」
そんなにデカい声でなくても・・・慣れない日本語の息子さんに送られて店をでた。
ほのぼのとした気分になった。やっぱり出張の旅は楽しい。
これから仕事だ!