ホントに久しぶりに「つくば駅」に降りた。ゆっくり歩いて10分ほどの処に『高倉町珈琲』がある。
近くにお住まいの民俗学の先生と打ち合わせ。
わたしに原稿を読んで感想を聞かせてほしいとおっしゃる。
編集者でない私に、研究者の専門的な原稿に対して的確なことが言えようか?
「いえ。とんでもないです。荷が重いです」と言うわたしに、先生は
「民俗学は普通の、庶民のための学問だ」と。
2時間たっぷりと政治、経済、農業問題などお話を伺った。
お原稿をお預かりして席を立った。
これから関内で小説教室がある。「坊っちゃん文学賞」受賞作品を批評し合うことになっている。
帰り道、夏草が揺れていた。