連日猛暑が続いている。
汗が擦れてか、胸の上にへんな湿疹ができて赤く腫れて痒くて仕方ない。
イライラがつのってくるので、部屋の中を掃除したり、いつの間にか溜まってしまったモノを処分したりしている。
それでも足りず、気分を涼やかにするにはどうしたらいいだろうと?と思っていたら、WOWOWの映画特集にたどり着いた。
いま、イランの名匠と言われている映画監督「アスガー・ファルハディ」特集をやっている。
わたしは知らずにいた監督だ。
『彼女が消えた浜辺』が面白かった。
2009年、銀熊の監督賞を受賞。サスペンス的要素もありながら、フツーの人間のエゴを描いた作品だ。
次に観た『砂塵にさまよう』は監督デビュー作。
砂漠を舞台に、世捨て人にみえる老人と能天気な青年の交流が描かれる。後半ぐいぐい引き込まれた。
それぞれ重い内容だが、観たあとは涼やかな気分になっていた。
同監督の作品をあと3本観る予定。