大西俊男訳『ミットフォードとギネス一族の御曹司』が刊行された。
営業として出版のお話しをいただいてから、完成をみることなく、わたしは春風社を退職してしまった。心苦しかった。
いま送られてきた本を手にし、感慨がある。
手触り感がありながらモダンな装丁、本文も読みやすい。
大西先生とは25、6年来のお付き合いをさせていただいている。最初の出会いは大空社に在籍していた時だ。
春風社創業を経て、『ミットフォードと釈尊―イギリス人外交官の見た理想郷日本』を出せていただき、本書は2冊目となる。
ことし卒寿を迎えられた。
2度の大手術を経験し、今は週に3日、1回5000歩の足踏みをなさっているという。
わたしも大西先生のように元気でしぶとくいたいが、到底真似できない。
いまテレビで、日本シリーズ(オリックスvs阪神)の5戦目を放映している。
オリックスが勝つかな?と思われる流れだったが、最後半で阪神が追い上げて勝った。
なんという「しぶとさ」。
大西先生とは数年前に伊勢神宮参りをご一緒した。
寒くならないうちにまたご一緒したい。