ぼちぼち日録

オリンピックと「ことば」

2024年08月13日

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さまざまな物語をのこし第33回夏季オリンピック競技大会が終わった。

 

時にゴロゴロしながら、時に一喜一憂しながら

テレビで各競技を観戦した。

 

選手の競技内容と共に関心があったのは、司会者、解説者たちの「ことば」である。

ほとんどがありきたりでつまらなかった。

 

一方、選手たちのことばはわたしの印象に深くのこった。

 

男子バレーボール、イタリア戦敗退後の石川祐希。

キャプテンでありエースの彼は、涙と共に『僕の責任だ』と繰り返し語った。

 

やり投げで65.8mを記録して金メダルを獲得した北口榛花 。

『何回も70を超えた夢をみました』と満面の笑顔で言ったその瞼には、パープル系のアイシャドウが光っていて可愛かった。

 

また、体操の岡慎之介 は、エースであり金メダル候補でもある先輩の名前をあげ

『橋本さんに勝ちたい』と言った。

 

これらのことばは、オリンピックで勝った人、負けた人、出られなかった人、

世界中の観戦者など、多くの人に影響を与えたにちがいない。

 

そして、わたしたちの日常は続く。