ぼちぼち日録

無言のやさしさ

2024年11月14日

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日々の生活の中で「縫い物」をする機会がほとんどなくなった。

若い頃は洋裁教室に通い、スカート、ベストスーツなどを作ったこともあるのに、今となっては記憶の彼方だ。

 

針の穴が見えない。

そのため、スカートの裾上げ、ボタンの付け替えのようなちょっとした繕いができないでいる。

 

今年もそろそろ冬物をと、お気に入りのスカートをとりだしたら、フックがとれかかっていた。

 

妹に頼もうと、テーブルの上に針と糸をおいて、そのまま依頼するのを忘れた。

妹は近視だったせいか近くははっきりみえるようだ。

 

その後、妹は外出してしまった。

あ、だめだったか、と針と糸を手にしたら、何と糸が穴に通してあった。

 

ユーミンの「やさしさに包まれたなら」の歌詞を思い出した。

 

 ♪やさしさに包まれたなら きっと

  目にうつる全てのことは メッセージ♪