1月1日に予想だにしなかった能登半島地震が起き、羽田での飛行機事故と重なって、正月気分は吹っ飛んだ。
それでも8日には成人の日がやってきて、通りで振袖をきたお嬢さんたちとすれ違う。
あっけらかんとした若さが華やいで美しい。目を奪われてしばらく見惚れた。
遥か昔、二十歳のわたしは成人式への出席を拒み、振袖を着ることを良しとしなかった。
なにを粋がっていたのか、そういう若者だった。
かつての自分をヤレヤレと呆れながら思い出すが、その延長線上に今のわたしがあるのだ。
これからの自分をどう作るか。
新春の課題である。
新年のお気に入り