ぼちぼち日録

月に願いを

2024年02月03日

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このところ「要検討」の仕事が続き、アップアップ気味だ。電話、メールなどの対応に追われている。

 

肩こりがひどい。外にでたら非常な寒さだ。

今日は小説教室がある日。やめようか、どうしよう?

いや、現状を打破するには風向きを変える必要がある。

 

関内に来た。6人集まった。

宿題は『月と六ペンス』を読んでくることだが、余裕がなくわたしはちゃんと読んでいない。

出席者のコメントに期待した。

「非常に面白い」と、何度も読んだ人が多かった。

登場人物の誰が面白いかで盛り上がった。主人公ストリックランドの奥さんに票が集まった。

訳者の金原瑞人にも票が集まった。翻訳書というのを忘れるくらいスラスラ読めたと。金原ひとみのお父様だということだ。

 

作者のサマセット・モームは想像したろうか? 100年後の日本の読者が自分の書評でこうも盛り上がることを。

 

その後はいつもの居酒屋へ。自由が丘駅に着いたら夜11時を過ぎていた。

 

緩い坂を上りながら群青の空を仰ぐ。

 

月がみえない。