コロナ禍以来数年ぶりに八王子のS大学を訪問。研究者から出版のお問い合わせをいただいたためである。
大学には八王子駅からバスに乗って行く。
バス停は時間によって乗り場が異なるので、こっちの乗り場に行ったりあっちの乗り場に走ったり、
いつもあたふたしたことも懐かしい。
十分気をつけたつもりだったが、今回もやはり乗り場がわからずバスに乗り間違え、
すでに約束の時間を過ぎようとしている。
先生にお電話をしたら「いいですよ。気をつけて」と言ってくださった。
久しぶりの校内を歩く。
周りの木々、石段の坂道など、風景は変わっていない。
が焦っていたせいもあって、以前は気にならなかった石段を上がるのがきつかった。
この数年で確実に年をとったことを感じた。
すれ違う学生さんが挨拶してくれる。
先生とは、よいお付き合いができそうな打ち合わせでお別れした。
帰り道、まったりとした空気の中をゆるゆる歩いてバス停へ。
もう春がそこに。