ぼちぼち日録

皇居三の丸尚蔵館 開館記念展

2024年03月30日

シェア

奈良からY先生ご夫妻が上京された。

先生は春風社時代『ヤスパース』と『学び住むものとしての人間』を出版され、今3冊目をご準備されている。

 

お会いするのは奈良のご自宅にお邪魔して以来一年ぶりである。その時は東大寺などご一緒した。

 

さて東京の何処へご案内しようか迷った後、

「皇居三の丸尚蔵館 開館記念展 皇室のみやび―受け継ぐ美―」の見学となった。

皇室に受け継がれてきた貴重な品々を展示している。

 

皇居の手前にたくさんの人が行列を作っていたので末尾に並んだ。

しばらく砂利道を歩いたが、奥様は何か感じたらしく、スタッフに「この列は尚蔵館展ですか」と質問したら、「皇居乾通り一般公開」の人たちだという。

 

しまった! 目的の場所は東御苑内にある。

今度は大手門に向かう。私のご案内が不味く、お二人に無駄足をさせてしまった。

東御苑は桜で有名だが、まだ早かった。

 

しばし雅な世界に惹き込まれる。ゆっくり熱心に観ている人ばかりだった。

 

昼はオアゾで韓国料理を食べる。

話題はいつの間にか「終活」になり、それでも話し足りず丸善内の喫茶室でお喋りする。

同世代ということもあってか仕事を超えたお付き合いになりつつある。

私の勝手な思い込みかもしれないが、嬉しい。

 

東京駅までお見送りした。お疲れ様でした!