ぼちぼち日録

やさしくなりたい

2024年04月12日

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外は春のあらし。

一日中狭い台所でゴハンを作って、洗い物ばかりしている。

花粉症と天候不順のため身体の調子もいまいちだ。

あ〜あ! イライラが募ってくる。

 

斉藤和義の「やさしくなりたい」が口からでてくる。

 

愛なき時代に生きてるわけじゃない

 手を繋ぎたい やさしくなりたい

 

  *   *   *

 

子供のころ、台所は屋根のない外にあった。

生活用水は井戸からツルベで汲んだ。その後ポンプになり、水道になったのはかなり後である。

お湯が出るようになったのはそのまた後だ。

お湯は贅沢。

長いことそう思ってきた。

 

キホン普段の洗い物は水を使うが、やさしい気分に浸りたい時はお湯をだす。

両方の手のひらがお湯のやわらかさ、あったかさに包まれて

いっとき癒される。

 

そう、ワタシの幸せなんてそんなもの。