テーマは「アフリカ教育開発研究の25年 ―ケニアのフィールドで学んだこと―」である。
東京から電車を乗り継いで大阪大学人間科学部 ユメンヌホールに着くと、「はるばる来たぜ」感があった。
100人以上の来場者。
全員の机の上には既刊『途上国から問う教育のかたち』が載っていて、あらためて感慨深い。
本書は澤村先生の退官記念の書でもある。
氏は研究者としての第一歩から今日までをユーモアまじりに話された。笑いがあちこちから聞こえる。
「僕は大阪人だからウケが気になるんだ」と。お人柄が伺えた。
ご講演のあと、編著者の澤村信英、小川未空、杉田映理、三氏とご挨拶する。
いつもリモート打ち合わせだったので、この日の最終講義が初顔合わせとなった。
また何人かの若い先生方をご紹介いただく。
13時半から18時まで、たっぷりと充実の時間だった。
遠かったが、来てよかった。
