『ガストロノミーの誕生―フランスの食文化から見た文学・絵画』が刊行された。
著者:武末祐子
コーディネート:カンナ社
出版社:左右社
左右社さんから送られてきた真新しい本をみて、思わずひとり「きれい!」と叫んだ。
著者の先生にさっそくメールを差し上げ、東京にこられたら祝杯をあげましょうと申し上げる。
武末先生は福岡の方だ。
すると、すぐに返信がきて、実は明日、上野でカルメンのオペラを観劇する予定ですと。
タイミングの良さに唸る。
それからバタバタと左右社の社長をお誘いし、精養軒でお会いすることに決まった。
久しぶりの上野公園はうっすらと寒かったが、
頭上を見あげると、桜の木々が開花を待ち望んでいるように穏やかだった。