『「女子マネージャー」の社会学』が刊行された。
著者: 関めぐみ
出版社: 左右社
著者と初めてお会いしたのは2023年の秋、東京駅近の大丸デパートの喫茶店だった。
甲南大学社会学部の准教授である著者は、若さ、行動力、率直さを兼ねそなえた方で、出版の話しはスムーズに進んだが
途中、先生が長期で海外に行かれたり、大学の出版助成金申請をした関係で、今春刊行の運びとなった。
感慨ぶかい。
本書は〈人々のための社会学〉といわれるIE(インスティテューショナル・エスノグラフィー)に依拠した、日本初の経験的研究の書である。
左右社さんによる編集は読みやすく、かつ、本文レイアウト、装丁も美しい。
是非、手に取ってご覧ください。