映画「PERFECT DAYS」のトイレ巡りツアーに参加した。
参加者は8名。
7か所回ったが、どこも清潔でオシャレだった。
有名デザイナーが作ったというトイレは、全面ガラス張りで鍵を閉めると見えなくなるもの、声で反応するもの…etc.
これはトイレ革命だ!と思った。
その夜、寝付けず、iPadで映画を観ることにした。
「せかいのおきく」。
作品は排泄物のアップから始まる。衝撃的だった。
舞台は江戸時代の末期。ふん尿を肥料として農村に売る下肥屋と、武家育ちの娘とのほのかな恋を描く。
その年の映画賞を総なめしたという。
江戸の循環社会を支えた下肥屋と、おしゃれトイレが繋がっていると、再確認した日になった。