ぼちぼち日録

梅雨の真んなかで

2025年06月29日New

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今日も雨。

事務所のある奥沢あたりは緑が多く、其々の家の花木は雨に濡れ、ますます濃く、鮮やかになっているようだ。

 

雨には演歌が似合う。

八代亜紀の「雨の慕情」は名曲だ。

 

 ♪憎い 恋しい 憎い 恋しい♪

 ♪雨々ふれふれ もっとふれ
   私のいい人つれて来い♪
            作詞: 阿久悠

 

つい最近、シネマート新宿で石井隆監督没後三年の記念上映をやっていた。

わたしは三作品観た。

 

「死んでもいい」は二度目。衝撃的で忘れられない映画となった。

大竹しのぶ演じる貞淑な人妻と、永瀬正敏演じるちゃらんぽらんな男は突然の雨の日に出会い、
大雨のなか、男は女を押し倒す。
雨は時として人を狂わす。二人はやがてのっぴきならない関係になり・・・

 

雨はいろいろな物語を運んでくれる。

 

くちなしの花が朽ちて茶色くなっている。
近づくと、強烈な香りを放って、もう落ちるばかり。