ぼちぼち日録

28歳の勇気

2025年08月22日

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わたしの事務所兼仮住まいから最寄りの自由が丘の駅まで歩いて10分足らずだ。
駅まで続く道は4パターンある。

それぞれが並行していて2、3分しか違わないので、気分によって楽しんでいる。

 

先日、一番右端の線路沿いの通りを歩いたら、今までなかった看板がみえた。

 

 

新しくできた喫茶店らしい。
お茶を飲む予定はなかったが好奇心で入った。

 

 

カウンター席に椅子が4コの喫茶店。
MEGUMIに似た若い女性が中にいた。聞くと数日前に開店したばかりという。

 

コーヒーを注文したら、みたことのない大きなカップで出てきた。
思わず「こんなにコーヒーが入っていると、お客さん中々帰らないでしょ」と言うと、「それでもいいんです」と。
つづけて聞く。
「椅子4コで、採算合うんですか? あっ、豆も売っているのね」と言ったら、「合いますよ」とすぐ返事がかえってきた。

 

初めて入った店でこんな風にズケズケ質問するのも、わたし自身起業に関心があるからだ。

 

「実は一時期、わたしも喫茶店をやりたいと思ったことがあったのよ。いろんな街を歩いて物件を探したり・・
そこまでしてやらなかったのは、コーヒーは好きでよく飲むけれど、店をやるほど好きかというと・・
そんな人がやっていいものかと思えてきてネ」

 

そんな話をすると、彼女は「そのくらいの気持ちでもいいじゃないですか」とあっさり言う。

そう言われると、もしやっていたら今より仕合わせだったかもしれないと、いっとき惜しいことをした気がした。

 

 

しばらくいろんなお喋りをして店をでた。

猛暑は相変わらずだが、気分は爽やかだった。

 

28歳だという。若い!そして、勇敢だ! 率直だ!

 

コーヒー一杯550円。応援したいな、ささやかだけど。