名古屋で三人の研究者とお会いした。
「お久しぶりです! 今度名古屋に行くのですが、その後何か出版の企画はありませんか」とメールを差し上げたら、すぐ「ありますよ。きてください」と。
こういう時、「私は何と運が良いのだろう」と思う。この運の良さで今までやってこれた。
お相手は、愛知県立大学の谷口智子先生。
今度のお話は「博物館とポストコロニアリズム」である。内容的に左右社さんが合いそうなので社長と同行してご紹介した。
お二人はとても気があったご様子。コーディネーターとしてホッとした。
次は、高島屋内にある資生堂パーラーでH先生とお会いする。
医療経済学、ジェンダー、女性医師の労働問題などの本をまとめたいという若い女性研究者。
生まれたばかりのお子さんと保育園に通うお子さんの子育て真っ最中。授業、家事・育児のなかで執筆時間をとるのが大変だという。皆さんどうしてるんですか、と質問された。
年内に一部お原稿をみせてくださると約束してくれた。
三人目の方は、社会科教育、地理学のS先生。
名古屋市内が一望できる中日ビル(写真)最上階の喫茶室を予約してくださった。静かでゆったりとした空間で、先生のお気遣いを感じる。
これから3冊お出しになりたいと。まずは1冊目の原稿をお預かりした。
久しぶりに東山線に乗った。多くの大学がこの沿線にある。
かつてかなりの頻度でこの電車に乗って大学廻りをした。懐かしさと、懐かしんでばかりもいられない現役感と・・
私の出張の旅はつづく。
