初めての町の初めての駅に降りたら、駅前の商店街を歩くのが好き。
まず、不動産屋のドアにペタペタ貼ってある物件を見る。アパート、マンションの賃料から町の人気をリサーチする。
それから、左右の店を見ながらブラブラ歩く。この商店街は好きだなとか、いやあまり好きじゃないなとか、勝手に町の値踏みをするのである。
神田駅西口商店街。
仕事がらみで歩くようになり、好きになった場所だ。
協賛出版社「森話社」は商店街を抜けたところにある。最初は雑多な飲み屋街の先に学術図書出版社があることが意外だった。
が、その意外性こそがこの商店街のよさであることに気づく。
飲み屋が続くと思うと急に靴屋があったり、果物屋があったりする。そして、また飲み屋が続いた先に神社が現れる。
喫茶店「豆香房」は最近のお気に入りの店だ。
まず名前がイイ。入ってみると、店のスタッフと客との和やかなやりとりにも惹かれた。
せわしない都会の真ん中にありながら、そこには懐かしさと温かさがある。
今日は「ベネズエラ ムクカイ」のサービスデイ。
青リンゴのようなすっきりした酸味と、緑茶のような後味のコーヒー豆だそうだ。300円は安すぎないか?
一休みしてくつろいだ後は仕事をする気になれず、これから有楽町に出て「プラダを着た悪夢2」を観る予定。

