NHKラジオの「歌謡スクランブル」は好きな番組の一つだ。かつて流行った歌謡曲からポップスまでを流している。
つい最近、「秋の歌」特集をやっていた。
小沢健二の「いちょう並木のセレナーデ」、クレイジーケンバンドの「秋になっちゃった」などに出会って
「こんなにいい曲があったの？」と感心し、今まで知らなくてゴメンねと小さく謝った。
映画もよく観ているが、大作のエンターテイメントものよりも、地味な小品を好むようになっている。
季節のせいだろうか？
よかったのは「まる」。WOWOWのオンデマンドで観た。
荻上直子脚本・監督。元KinKi Kidsの堂本剛が主役。
うだつが上がらない画家志望の男が、勤め先をクビになったあとコンビニでバイトしながら「〇（円）」を描く。
それをきっかけに売れっ子にはなっていくものの、答えの出ない旅は続く・・・
長かった猛暑の夏も終わり、もうすっかり秋だ。
新しい風が吹いてきた。
